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放射性物質が人体に与える影響

放射性物質が人体に与える影響とは、いったいどの様なものなのでしょうか。ここでは、放射性物質の一つ、放射性セシウムが人体に与える影響について考えてみます。

放射性セシウムは、ウラン等の核燃料が核分裂反応を起こした際に生成されます。この放射性セシウムが体内に取り込まれると、染色体や遺伝子に突然変異が起こる可能性があるとされています。

放射性セシウムは半減期が30.1年と長いので、放射線はヨウ素131等に比べれば弱いのですが、その分、長期間にわたって発がん性を持っています。

また、ただちに健康に影響はないと言われていても、それはあくまでも直接的に摂取した場合であり、怖いのは生体濃縮といって、食物連鎖の過程で濃縮されていったものを摂取した場合です。

例えば海で取れる魚の場合、小さな魚はプランクトンを食べ、その魚も自分より大きな魚に食べられるという食物連鎖によって、大型の魚になるほど放射性物質も濃縮されている可能性があります。

微量では影響はほとんどないと言われていても、この様に濃縮された放射性物質を摂取した場合には、その限りではないでしょう。

また、未発達な子供に与える影響については、さらに注意して監視する必要があります。

さらに、放射性セシウムは土壌との親和性が高いので、降雨などで土壌に入った放射性セシウムは、30.1年という長期に渡り、強く保持されることになります。
そのため、セシウム等の半減期の長い放射性物質による長期的な環境汚染が、今もっとも心配されているのです。

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