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放射性物質が水や食べ物へ与える影響

それでは、現実問題として、現在から未来、私たちが普段から使用している生活水や、日々口にする食べ物に対する放射性物質の影響はどのようなものが考えられるのでしょうか。

海洋汚染に関しては、三重大学準教授である勝川俊雄さんが、ホームページでくわしく解説されています。

放射性セシウムの海洋汚染が人体に及ぼす影響を数理モデルで試算してみた

これによると、汚染海域の魚も将来的には食べられるようにもなるが、放射性セシウム等の汚染レベルがあがれば数か月はその影響が残るため、監視が必要であること、汚染がおさまってから半年程度の期間をあければ水産物からの被爆はかなり防げるということがわかります。

また、土壌汚染に関しての飼料は社団法人日本土壌肥料学会が詳しいです。

土壌・農作物等への原発事故影響WG

土壌や農作物等への影響についても、やはり土壌との親和性が高い放射性セシウムの監視が重要であるとされています。

さらに、東大病院放射線治療チームのツイッターでは、放射性物質の中でも注意すべきはセシウムであるとされていて、その理由なども詳しく解説されています。

■セシウムによる被ばくの影響について
I-131(ヨウ素131)は8日で半分になります。現時点での放射能は大きいけれど、3ヶ月もあればほぼなくなります。一方、Cs-137(セシウム137)が半分になるには30 年必要です。その数もI-131(ヨウ素131)に比べて初めから5倍以上多いのです。

長期的に見れば放射能もCs-137(セシウム137)のほうが多くなります。Cs-137(セシウム137)が拡散すれば持続的な被ばくにつながることが理解できると思います。

もちろん、これはあくまで原発事故が収束することを念頭に置いてのお話です。それを前提にすればヨウ素131 の影響は「期間限定」。「今」を注意することで被害を最小限にできます。問題はセシウム137です。土壌汚染や食物などによる内部被ばくをずっと意識しなければなりません。 東大病院放射線治療チームの見解でも、やはり長期的に見た場合、放射性セシウムによる土壌汚染や食物への影響を意識することが大切だとされています。

放射性物質は自然界にも存在していますし、微量の放射性物質が検出されたからといってあまり神経質になる必要はありませんが、やはり長期的な影響や汚染の程度については正確な監視が必要となりますし、風評被害などを受けないためにも、正確な知識が必要となってきます。
セシウムによる被ばくの影響について」のサイトより一部を抜粋致します。
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